中小企業施策 3段活用 (その1 施策の3S)
(中小企業診断士/有村 知里)
先日、3年間にわたって担当させていただいた起業家セミナーの
受講生がメンバーとなっている同窓会「きの会」にて
中小企業施策に関する話をいたしました。
3年間に受講された方から、今冬に受講された方まで、
また起業されて波に乗っている方からから
これから起業する方まで幅が広いメンバーです。
「中小企業施策」などという堅苦しい話について
・セミナーのときに、そんな話があったなんて忘れていた
・正直、話を聞いたときには、自分には『必要ない』
『関係ない』と思っていた
・聞いたときには、チンプンカンプンで分からなかった
というような意見がありました。
確かに、そうだと思います。
情報は、必要を感じなければ、その場で流されてしまいます。
だからこそ、”施策”の詳細はともかくも
施策という、企業経営に便利なものがあるんだ
ということだけは覚えてほしいのです。
次の3つの段階があることを覚えてください。
1. 知る
施策は、国にはじまり、都道府県・市町村・商工会議所や
各自治体の出先機関など、多数の機関から様々な形で提供されています。
ともかく、たくさんあります。
施策をまとめた冊子、中小企業施策総覧など、500ページくらい
それでも、全国版しか掲載されていません。
だから「どんなものがあるのだろう」と知ることから始めてください。
そもそも、国民生活金融公庫のマル経融資のように
多くの小規模企業さんが実際に使っていらっしゃっても
「それって施策の一つなんだ」と気づかないケースもあったりするのです。
そのくらい、実は企業経営の身近にあるものだということで、
怖がらないでください(笑)
2. 選ぶ (選択する)
その中から、自社に必要なもの、タイミングや条件が合ったもの
使って有益になるものを選択します。
3. 申し込む(申請する)
実際に「うちの会社、この施策使います!」と、
施策を提供している機関にエントリーします。
事業計画を書いたり、申請書を書いたりと
準備することは多いのですが、
これを厭っていては始まりません。
以上、3段活用で施策にアプローチしてほしいのです。
名づけて、施策の3S!(知る・選択する・申請するの頭文字をとりました)
©みつ星ビジネスパートナーLLP 2008
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